目で鼻で癒されよう♪アロマキャンドルの作り方・香りの選び方

アロマキャンドルの種類
アロマキャンドルと呼ばれるキャンドルは芳香療法効果があるかないかという2種類に分かれます。
芳香療法効果がある精油で作るアロマキャンドル
芳香療法効果があるアロマキャンドルを作るために必要なのは精油(エッセンシャルオイル)です。精油とは植物の花・葉・果実・根などから抽出した天然100%素材を高濃度に含有したオイルのことです。純度が高いため、取り扱いには注意が必要ですが、鎮痛作用やリラックス・リフレッシュ効果や抗ウイルス効果など様々な健康増進・維持効果が期待できるため、お風呂のお湯に垂らしたりして使うことができます。この精油を用いて作るアロマキャンドルは香りを通し、心身に良い影響を与えるものとなります。
芳香療法効果がなく、香りを楽しむアロマキャンドル
香りだけを楽しみたい方は、アロマオイルやフレグランスオイルで作るアロマキャンドルがおすすめです。アロマオイルやフレグランスオイルとは天然の精油をベースとしてアルコールや界面活性剤や香料が人工的に足されたオイルのことを指します。肌へ直接つけたりすることは危険で、香りを楽しむオイルということです。最近では100円ショップなどで購入できるようになり、安価で手に入れられることがメリットです。
「アロマ」と「キャンドル」の効能
アロマの効能
精油には香りによって違った効能があり、自分の気になっている体の悩みに合わせて選ぶことで心身への影響が期待できます。
キャンドルの効能
キャンドルの心身をリラックスさせる効果は科学的に証明されています。大きく3つの観点から効能があると言われています。
- 1/fのゆらぎ・・・人間が心地よく感じる自然界にあるゆらぎのことで、キャンドルの炎の揺れはこの1/fのゆらぎのリズムがあると言われています。
- マイナスイオン・・・キャンドルに炎を灯すとロウが気化し、ストレス軽減効果やリラックス効果があると言われているマイナスイオンが発生します。
- 消臭効果・・・キャンドルの炎には臭いの素を燃やして消す働きがあると言われています。
アロマの香りの選び方
精油やアロマオイルの香りには何十種類あり、どの香りを使えばいいのか選ぶことが難しいですよね。今回はその中でも有名な香りの効果について紹介します。
初めての方にオススメ5選
・ラベンダー
精油の代表格と言ってもいいほどどのメーカーでも必ずあるラベンダーは鎮痛作用を持っており、心身のリラックスや血圧の正常化の効果があると言われています。また、スキンケアにも有効と言われており、火傷や日焼け・炎症などにも良いと言われています。
・ペパーミント
ガムなどにも使われているミントはスッキリさせるリフレッシュ効果が期待できます。眠気を抑えたり、鼻や喉の通りをよくする効果もあると言われています。
・オレンジスイート
苦手な人が少ない香りNo.1はオレンジスイートではないでしょうか?神経の緊張を緩めるリラックス効果と睡眠の質をあげる効果があると言われています。消化を促す効果も期待できます。
・グレープフルーツ
リンパの流れを促す効果があると言われむくみの軽減やリフレッシュ効果を期待できます。食欲増進させる香りと言われていますが、利尿効果があるため、ダイエットに最適の香りとも言われています。
・ローズマリー
神経に働く刺激的な香りと言われており、記憶力や集中力を高めるこうがが期待できるため勉強や仕事の効率を上げたいときに最適の香りと言われています。スキンケアにも良いと言われ肌を若返らせるターンオーバー促進効果があると言われています。
女性にオススメの香り2選
・ゼラニウム
女性ホルモンのバランスを取りたいときにオススメの香りと言われており、肌のハリへの効果も期待できます。
・カモミール
紅茶によく使われるカモミールは女性の冷え防止に効果があると言われています。鎮痛や緩和効果もありリラックス効果を期待できます。
感情のバランスを整えたいときにオススメの香り3選
・ジャスミン
不安感を一掃できる香りと言われており、幸福感をもたらすことが期待できます。
・ベルガモット
心を落ち着かせたり高揚させたりする香りで、感情のバランスをとる効果があると言われています。
・イランイラン
抗不安作用があると言われています。ゆったりした気分になれる効果があり、皮脂分泌や肌のバランスを整える効果からスキンケアにも使われる香りです。
頭の回転を早くしたり、集中力を上げたいときにオススメの3選
・ジンジャー
スパイスにも使用されるため、刺激的な香りが特徴で、感覚を研ぎ澄まし頭の回転を高める効果があると言われています。
・バジル
頭をスッキリさせ、集中力を高める効果があると言われています。
・ユーカリ
強力な殺菌消毒作用があると言われており、集中力を高める効果があると言われています。スッキリした香りで鼻の通りをよくする効果が期待できます。
アロマキャンドルの材料・作り方・灯す際の注意事項
材料
・市販のロウソクやパラフィンワックス
・好きな香りの精油やアロマオイル(フレグランスオイル)
・紙コップなど型
・トマト缶やデミグラス缶などの空き缶
・湯煎用鍋
・割り箸
・ロウソクの芯(パラフィンワックス使用の時のみ)
・クレヨン(色をつけたい時のみ)
・カッター
作り方
ロウソクの芯を外して出来るだけ刻みます。(ロウソクは硬いため手を切らないように注意します。)
空き缶にロウを入れます。割り箸があると便利です。
鍋に熱湯を用意し、缶ごと湯煎します。たまに、割り箸でかき混ぜると早く溶けます。色を付けたいときはクレヨンを削ってこの工程で入れます。(この時、缶がとても熱くなるため、グローブなどで押さえます。)
溶けきると透明になります。湯煎から下ろして、精油を加えます。10滴ほど垂らすと香りはじめてきます、お好みで垂らします。
新しい割り箸に芯を挟みロウに刺して、容器で固定すると、芯が思った場所に固まってくれます。ロウが完全に固まったら完成です。
アロマキャンドルを灯すときの注意事項
・アロマキャンドルの表面がまんべんなく溶けるようにしなければ、しっかり効果を発揮しない場合があるので、初回は最低1時間は灯すようにします。2回目以降もゆっくり楽しむために45分ほどは灯すと、アロマキャンドルの良さをしっかり楽しむことができます。
・アロマキャンドルを灯すことで一酸化炭素や二酸化炭素が発生するため、適度な換気が必要です。
・陽の当たる場所や風の当たる場所で使用したり、保管するとアロマ成分を劣化させる恐れがあるため避けます。
・火を使用するため燃えやすいものの近くでは灯さず、キャンドルを置く場所は平らな面で耐熱性の小皿などの上で使用するようにします。
まとめ
アロマキャンドルの種類や香りの選び方、作り方についてまとめました。香りは様々な効能で心身にリラックス効果を与えます。自分で選んだ好きな香りで作ったアロマキャンドルだとなおさら癒されるのではないでしょうか?ロウソクとアロマオイルがあれば簡単に作ることができますので、ぜひ挑戦してください。
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