ジェルキャンドルを手作りしよう!ゼリーで爽やかなインテリアアイテム

ジェルキャンドルって?
その名の通り、ジェルのロウで作ったキャンドルのことをジェルキャンドルと言います。ジェルキャンドルには、透明感や気泡など独特な魅力がたくさんあります。透明なロウのため、植物を使ったボタニカルキャンドルでは素材の色がほぼそのまま見ることができます。ロウを注ぐときの温度やスピードなどによって発生する気泡が変わってきます。気泡が所々に見えると、波打ち際の海の水のようなキラキラした印象になります。
このような特徴から、ジェルキャンドルは夏に涼しさを感じるデザインや海にちなんだ飾りを用いて作られることが多いです。また、植物の色をよく見せたい時にも適しています。
ジェルキャンドルを作るのに必要な材料
ジェルワックス
ジェルワックスにはソフトタイプとハードタイプがあります。
<ソフトタイプ>
よく使われるジェルワックスはソフトタイプです。軟らかく容器に入れて使用するタイプです。
<ハードタイプ>
ハードタイプやハードジェルなどと記載してある弾力があるジェルワックスは、瓶などに入れなくても独立した形をキープするため、型から外しても形が崩れず、そのまま灯すことができます。
芯
キャンドルの芯はタコ糸などに溶かしたロウをコーティングすると作ることが出来ますが、座金がついた芯が市販されているためおすすめです。
耐熱容器
耐熱容器であればどのようなものでも使用できますが、ジェルキャンドルの透明感を活かすためにガラス容器がおすすめです。ワイングラスなどをしようして作ってもおしゃれなキャンドルを作ることができます。
色付け用インク
インクは粉タイプのものと液体タイプのものがありますが、粉タイプはジェルワックスとの相性が悪いと濁りが出てしまうことがあるため、液体タイプがおすすめです。
飾り用貝殻・植物・砂など
海をモチーフにしたジェルキャンドルが多く作られており、飾りに砂や貝殻などを使う方が多いです。また、植物や果物でボタニカルジェルキャンドルにすることもできます。
その他
湯専用鍋や容器(空き缶がおすすめです。)
割り箸
ジェルワックスや容器など全部をバラバラに揃えることが大変な方には全て揃ったキットがおすすめです。
ジェルキャンドルの作り方
ジェルキャンドルの作り方を工程ごとのポイントとともにまとめます。
容器、芯、飾りをセットする
容器に芯を入れ、割り箸で挟み固定します。
砂を入れで芯を固定します。
貝殻や植物などの飾りを入れます。
<ポイント>
- 基本的に、飾りは芯から離れたところに配置します。特に、植物は燃え移らないように配置します。
- 芯がずれたり、埋まってしまわないようにするためにも割り箸を使用すると便利です。
ジェルを溶かす
ジェルを湯煎でゆっくり溶かします。完全に溶けたことを確認して、混ぜます。
<ポイント>
- 大量に気泡ができてしまうため、完全に溶けるまでは混ぜてはいけません。
- 直火で溶かすとジェルに引火する可能性があり危険なので必ず湯煎します。
ジェルを入れる
はじめに用意した飾りをセットした容器にそっとジェルを流し込んでいきます。
<ポイント>
- 加熱したジェルは高温のためこぼしたり、素手で触らないようにします。
- 流し込む時に勢いづくと気泡ができてしまうためゆっくり流し込みます。
固める
動かさないようにして、固まるまで放置します。
<ポイント>
- ジェルが完全に固まる前に触ったり動かしてしまうと飾りがずれたり、気泡ができたりしますので動かさないようにします。
- 埃などが被らないようにカバーをかぶせておくと良いです。
芯を適度な長さに切る
固まったら、割り箸を取り外し、芯を1cm程度残してカットします。
<ポイント>
- 芯の長さは1cm前後で十分です。短すぎると火が消えてしまったり、長すぎると火が大きくなる可能性があります。
ジェルキャンドル作品アイデア10選
海をイメージしたジェルキャンドル作品
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海をイメージしたジェルキャンドルです。気泡の入り具合がとてもリアルな作品ですね。
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薄いピンクや水色の着色がされており綺麗で爽やかな作品です。ハワイアン風にラッピングもされており、プレゼントでも喜ばれそうな作品です。
飾りを工夫したジェルキャンドル作品
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ビー玉を飾りに使ったジェルキャンドルです。カラフルなビー玉をたくさん使うことで、ジェルワックスに色をつけなくてもカラフルに見えますね。
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緑がかった青の色合いが深海のようにも見え、中にプレゼントが入っており玉手箱のようですね。
ボタニカルジェルキャンドル作品
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ボタニカルなジェルキャンドルも良いですね。植物の色をしっかりと見ることができます。自然ならではの色合いはインテリアにも馴染みやすいです。
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バラを中心にシンプルな作りですが、ピンクの花びらが上品な雰囲気を醸し出しています。
容器を工夫した作品
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器を工夫すると、また違った印象になります。カクテルグラスに入れると、まるで新感覚のカクテルのようですね。
ハードタイプのジェルワックス作品
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ハードタイプのジェルを使用すると、瓶に入れなくても作ることができます。やや固めのジェルで、指でつまむと弾力がある触り心地です。
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ヨーヨーのような、あめ玉のようなかわいらしいキャンドルです。ハードタイプのジェルと、市販されているチョコレートなどのロリポップ型を使うと簡単に作ることができます。
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ハードタイプで作られた花型のジェルキャンドルです。お皿に載せられて、本物のゼリーのような爽やかな仕上がりで食べちゃいそうなくらいきれいですね。
まとめ
ジェルキャンドルは、飾っておくだけでもインテリアの一部にもなり、灯すまでの間も楽しむことができます。火を灯してみると内側からこぼれる小さな灯りにきっと癒されるはずです。ハンドメイドすると、市販では見つけられないような色や飾りのジェルキャンドルを作ることができます。ぜひ、挑戦してくださいね。
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