ソイキャンドルって素敵♪楽しみ方・効果、作り方も一挙公開

目次
ソイキャンドルとは
ソイキャンドルは、ソイ…つまり、大豆から生まれたキャンドルのことをいいます。キャンドルの原料にはいくつか種類がありますが、植物性のものということもあり、非常に人気が高いです。また、白くクリーミーな質感が独特で、それだけでもおしゃれ。初めて目にするかたは、何でロウソクなのにこんなに白いの?と思われるかもしれません。
ソイキャンドルのロウ(ワックス)には、ハードタイプとソフトタイプがあります。多く売られているのはソフトタイプで、瓶などの容器に入れて使います。ソフトなだけに、少し押さえると形が変わるくらい柔らかいんです。これもまた、ソイキャンドルの魅力ですね。その他にも、ソイキャンドルの魅力は多いです。知っておくと、キャンドルに対する印象も変わるかもしれませんよ。
ソイキャンドルの楽しみ方・効果
ソイキャンドルの魅力である様々な効果について見ていきましょう。
アロマオイル効果
香り付きのソイキャンドルは、アロマオイルによって様々な効果が期待できます。アロマオイル効果を得るには、精油で香りをつけたソイキャンドルを選びましょう。キャンドルの中には、合成香料を使用したものも多くあります。合成香料でも、好きな香りなら嬉しい気分になったり、好みの空間を演出することはできますが、アロマによる心身の安定を図りたい時には精油のものを選びましょう。
ソイキャンドルは融点が低く、ゆっくりと溶けていくため、そのぶん香りも広がりやすいです。量産されているパラフィンのアロマキャンドルと比較すると、その香りの広がりかたの違いは一目瞭然。きっと、実感できると思います。様々な香りを試しながら、自分の好みを探してみてもいいですね。
空気清浄効果
ロウソクの炎には、空気を綺麗にすると言われているのを聞いたことがありませんか?ソイキャンドルは、自然のものから生まれていますから、火を灯しても安心ですよね。ススが出にくく、火を灯している時に煙りが立ちこめることもほとんどありません。
ソイキャンドルを灯すと、森林や滝よりも多いマイナスイオンが発生することで知られています。こうして、部屋の空気を調整してくれるだけではなく、埃や微細なゴミを落としてくれる効果も期待されています。
消臭効果もあるため、部屋の匂いが気になる時に使ってみてください。タバコの匂いやペットの匂いなども緩和します。アロマオイルが配合されたソイキャンドルなら、空気をきれいにしながら好きな香りでリラックスすることもできますね。
マッサージ効果
ソイキャンドルは植物由来のものですから、肌に塗ることもできます。火を灯して溶けたロウを、クリーム代わりに使用することもできるんです。蜜蝋がクリームになることは良く知られていますが、ソイキャンドル(ソイワックス)もクリームとして使用できるんですね。
ソイキャンドルのクリームは、多少ベタつきがありますので、塗る時間帯に配慮しながら試してみましょう。寝る前やお風呂上がりには最適で、お風呂でキャンドルを焚いたあとにボディクリームとして使用するかたも多いです。
溶けたロウは熱いため、くれぐれも火傷には注意してください。火を消して、不燃性の受け皿などに流し入れてから様子を見て使うか、火を灯さずに固形のまま削りとっても良いでしょう。
虫除け効果
香りつけに使用されている精油には、様々な効果がありますが、なかには虫が嫌いな成分を含むものがあることをご存じでしょうか?キャンプ用品などに虫除け効果のあるキャンドルが販売されていますね。シトロネラやレモングラスなどの精油は虫除け効果があります。これらの精油が使用されたソイキャンドルは、夏場の利用におすすめです。
キャンドルを手作りする時には、精油の効能などにも注目すると面白いです。精油の種類により、どのような虫に効果があるのか多少変わってきますので、併せて確認してみましょう。
インテリア効果
ソイキャンドルは、その見た目の独特な雰囲気から、インテリアとしても重宝します。白く優しい質感で、様々な雰囲気の空間にもあわせやすいですよ。
ソイキャンドルに植物の飾りを付け足すと、とてもエレガントな雰囲気になります。使用する植物によって印象が変わるのも面白いです。もちろん、何も飾らない状態でも十分に楽しめます。
ソイキャンドルは、贈り物にもぴったりです。まだ一般的には広く知られていないため、ソイキャンドルの持つ効果についても伝えながらプレゼントするといいですね。お祝い事にもぴったりの品物になります。ソイキャンドルをプレゼントすると、その見た目の素朴でかわいらしい姿と珍しさから喜ばれるでしょう。
ハンドメイドに挑戦!ソイキャンドルの作り方
見るだけじゃもの足りない!自分で作ってみたい!と思われるかたも多いでしょう。ソイキャンドルの簡単な作り方をご紹介します。ここでは、ソイワックスを使ったキャンドルの作り方を見ていきましょう。
必要な材料
ソイワックス、空き瓶(ジャム瓶くらい厚みのあるもの)、ロウソクの芯、座金、割り箸、湯煎用鍋、湯煎用の容器、新聞紙
作り方
準備
新聞紙を作業するスペースに敷いておきます。万が一こぼれてしまった時に便利です。溶けたソイキャンドルがカーペットなどにこぼれると、掃除が非常に面倒です。慣れた作業であっても、必ず新聞紙を敷いておきましょう。
次に、座金にロウソクの芯をセットします。すでにロウ引きを済ませ、座金にセットした状態で販売されているものもありますので、そちらを使うと便利です。
用意しておいた空き瓶に、割り箸で芯を挟んで橋渡しします。こうすることで、芯を固定させます。
ロウを溶かす
湯煎用の鍋でお湯を沸かします。お湯が沸いたら火を止めて、ソイワックスを入れた一回り小さな鍋を入れて溶かします。ソイワックスを入れた鍋には水が入らないように注意してください。ソイワックスは溶けると半透明の液状に変わります。
溶かす際には、直火では溶かさないようにしましょう。ワックスに引火する可能性があり、大変危険です。湯煎でしっかりと時間をかけて、ゆっくり溶かしていきましょう。
香料を入れる際には、ソイワックスの5%程度が目安です。あらかじめソイワックスの量をはかっておきましょう。香料を入れたら、よくかき混ぜます。そして、芯をセットした空き瓶にゆっくりと注ぎましょう。
固める
ソイワックスを流し入れたら、決して動かさずにそのまま置いておきます。一晩そのままおき、芯を0.5cm程度残してカットします。
ハードタイプのソイワックスを使う場合
市販されているソイワックスの多くはソフトタイプのため、瓶などの容器に入れて楽しみます。ハードタイプのものは、容器を使わなくても自立するため、型から外した状態で楽しめます。
ハードタイプのソイワックスを使用する際には、紙コップを用意すると便利で簡単です。芯の準備や溶かし方はソフトタイプのものと一緒ですが、紙コップに注ぎ入れます。一晩経過し、固まった段階で紙コップを外すと自立した状態のソイキャンドルができあがります。
容器に入れない自立型のキャンドルは、ソイワックスの色合いや質感をより感じることができる点でとても魅力的です。キャンドルに火を灯す際には、耐熱性の受け皿を使用しましょう。
ボタニカルソイキャンドルの作り方
ドライフラワーをあしらったソイキャンドルは、エレガントな雰囲気になります。ドライフラワーをキャンドルに使用する際には、火の燃え移りに注意が必要なため、飾る位置はキャンドルの周囲が良いでしょう。
ハードタイプの自立型キャンドルを作る際に、あらかじめ紙コップに沿わせるようにしてドライフラワーを配置します。少量の溶かしたソイワックスで貼り付けるように配置します。
貼り付けたロウの部分が固まったら、手順通りに作っていきます。紙コップから外した時に、ぼんやり浮かぶ植物の模様が楽しめます。この方法で作ると、植物がはっきり見える部分や、ソイワックスの白に重なり淡い色あいに見える部分が混在し、非常にかわいらしいですよ。
瓶タイプのものでも作ることができますが、いずれにしてもドライフラワーの量と配置に気をつけましょう。特に瓶タイプのものは、火を灯した時にロウが溶けて流れ出ないため、溶けたロウによりドライフラワーの位置も変化しやすいです。芯に近い位置にドライフラワーが来てしまうと、燃え移りの可能性があるため危険です。
たくさんの植物で飾ると個性的なものが作れますが、安全な燃焼の妨げにならない範囲で飾りましょう。キャンドルを楽しむためには安全面の考慮がとても大切です。特に、プレゼントしたい場合などは細心の注意を払いましょう。
みんなが作ったソイキャンドル作品20選
ここでは、ハンドメイドのソイキャンドルをポイントを交えてご紹介します。
縁に飾られたドライフラワーが素敵ですね。パステルカラーの優しい色合いで、とても爽やかで春らしいです。
ペッパーベリーが色のアクセントになっていますね。ソイワックスにより見え隠れする植物の様子が独特の風合いです。
シンプルに押し花を数枚使うだけでも良いですね。ソイキャンドルがまるで白いキャンバスのように見えませんか?
こちらは、岩塩を使って飾られています。飾りに使えるものは、植物だけではないんですね。身近なものでも何か使えるものがないか探してみるのも良いですね。
できあがったソイキャンドルに、後からハーブや植物を貼り付けるとまた変わった印象になります。
シナモンを並べると、垣根のような雰囲気になります。ナチュラルテイストが好きなかたにはおすすめです。シナモンだけを使っても、渋くシンプルなものになり、格好いいですよ。
ケーキのような立体的なキャンドルです。ソイキャンドルならではの白くクリーミーな色合いをうまく活用していますね。
ジェルキャンドルと二層になっています。鑑賞用としても長く楽しめるため嬉しいですね。ジェルキャンドルをしっかり固めたあとでソイワックスを流し入れることできれいな二層式ができあがります。
香りのイメージに合わせて着色すると面白いです。たくさんの色を並べて飾りたくなりますね。セットにしてプレゼントすると喜ばれます。
飾りなしのシンプルなソイキャンドルを楽しむなら、容器にこだわるのも良いでしょう。空き瓶だけではなく、陶器などもひと味違った雰囲気で、和風なキャンドルが楽しめます。
飾りを挿して立体的に魅せる工夫がされていますね。プレゼントの際は梱包に注意が必要ですが、インテリアとしても個性的でフラワーアレンジメントのように楽しめそうです。
芯を木製のものに変えると、炎の形や木が燃える音も楽しめます。耳を澄ますと、パチパチと小さな音が鳴り、癒されますよ。
何も飾らずシンプルなものでも、これだけインスタ映えするんですね。キャンドルの灯りの美しさが際立っています。香りを楽しみたいなら、ソイキャンドルのみを使ったシンプルなものがおすすめです。
ソイキャンドルを囲うように飾りを付ければ、まるでボタニカルの土台のような印象になります。燃焼部分はソイキャンドルのみになるため、安心して使うことができますね。
さりげなく配置された植物が、とてもエレガントな雰囲気を醸し出しています。これくらいの飾りなら、派手すぎないため目上のかたへのプレゼントにも相応しいのではないでしょうか。
マグカップを活用すると、とてもおしゃれですね。コーヒーの香りに、コーヒー豆の飾りが施されています。コーヒー好きにはたまらないキャンドルです。
スモーキーなカラーを並べると、大人な雰囲気になります。シンプルな空間が好きなかたに特に喜ばれるでしょう。形もとてもかわいいですね。このキャンドルが置いてあるだけで、カフェやアトリエのようなおしゃれ空間に変わりそうです。
シンプルなキャンドルでも、瓶をデコレーションしたり紐を巻いてみたりするだけで印象は変わります。少し寂しい印象のあるキャンドルは、シールなどを活用しても良いでしょう。
同じデザインでも飾りの種類が変わると印象は大きく違います。余ったり欠けたりしてしまったドライフラワーでも、こうした飾りに活用できますので、捨てずにとっておきましょう。色合いや使う植物により、春夏秋冬を表現するなどしても楽しいですよ。
あらかじめシンプルなソイキャンドルを作っておき、型の中心部にセットし、外側はパラフィンと植物を流し入れればこのような形になります。パラフィンの部分が器のように見えますね。ソイワックスよりも植物の形を見せたければ、パラフィンで囲ってしまうのも良いでしょう。
プレゼントにオススメ!ソイキャンドル10選
パステルカラーのソイキャンドル(4種類選択)
8種類のソイキャンドルの中から好みの4つが選べます。パステルカラーのキャンドルは、並べてもおしゃれです。また、たくさんの香りの中から選ぶことができるのも嬉しいですね。おしゃれな箱に入っているため、ギフトにも重宝します。
アロマキャンドル<ローズウッド/ゼラニウム/ラベンダー>
ローズウッド、ゼラニウム、ラベンダーの精油が配合されたソイキャンドルです。華やかな香りが好きなかたへのギフトにぴったりです。大きめのサイズのため、ひとつで存分に楽しむことができます。
Circa Home サーカホーム ナチュラルソイワックスキャンドル
2本の芯により、香りが早く広がります。また、余すとこなく使いきれるため、ロウが残りにくく処分も簡単です。香りは、年号の名前が付けられており、それぞれの年の出来事をイメージして調合されています。誕生日プレゼントに生まれた年のキャンドルを探してみるのも良いですね。
メイソンジャー入りソイキャンドル
メイソンジャーに入ったソイキャンドルです。ポップな色合いで、アメリカンな雰囲気が楽しめます。蓋を開けておくだけでも香りが広がります。灯さずにしばらくインテリアとして活用しても良いですね。
CANOVA キューヴィンテージ ティンキャンドル
英国王立植物園の公式フレグランスを使用したソイキャンドルです。紅茶のパッケージをイメージした容器で、とてもエレガントなデザインです。おしゃれで華やかなキャンドルを探されているかたに贈りたくなるキャンドルです。
Circa Home サーカホーム 小さめソイキャンドル
60gの小さめのサイズのソイキャンドルです。普段あまりキャンドルを使用しないかたや、一つのキャンドルを最後まで使い切らずに放置してしまいがちなかたにおすすめです。香りを試すつもりで、小さなキャンドルを選ぶのも良いですね。
ハワイアン アロマ ソイ キャンドル
パイナップルやパッションフルーツ、ココナッツといったハワイのイメージが広がる香りのキャンドルです。甘い香りが好きなかたにおすすめです。黄色のリボンや貝殻の飾りから、常夏の雰囲気が感じられます。
ムニオキャンデラ ソイキャンドル
木の芯を試してみたいかたにおすすめです。バラやバニラの香りから選ぶことができます。木の芯のキャンドルは、まだ認知度が低いためプレゼントにすると驚かれることも多いです。
ウッドウィック ソイキャンドル
こちらも木の芯を使用したソイキャンドルです。また、容器はリサイクルしたビール瓶を活用しています。エコに関心のあるかたや、エコ活動を推進したいかたは嬉しいですね。
ゼリージャー キャンドル
アメリカで手作りされているソイキャンドルです。香りは11種類の中から選ぶことができます。ラベンダーやミモザなどの慣れ親しんだ定番の香りはもちろん、バジルなどの独特な香りもあります。日本ではなかなか見ることのない香りのラインナップが特徴です。
まとめ
今回は、ソイキャンドルの魅力についてご紹介しました。アレンジのしかたにより、個性豊かなソイキャンドルがたくさん発信されています。ぜひ、ご自分でも灯したり作ったりして楽しんでみてくださいね!特にソイキャンドルは、自然由来の身体に優しいキャンドルですので、贈り物にもぴったりですよ。
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