裁縫の基本道具!裁ちばさみの選び方・おすすめ7選

裁ちばさみとは
裁ちばさみとは布を切るためのはさみのことで、切ることを「裁つ」ということからこのように呼ばれます。普通のはさみより大きく15cm~30cmほどの大きさがあり、刃先も鋭く切れ味が良いことが特徴です。昔ながらの裁ちばさみはずっしりとした重さがありますが、最近では軽量のものも販売されています。
裁ちばさみの種類
裁ちばさみの刃には主に3種類の素材が使われています。ステンレス・鋼・軟鉄と鋼の着鋼の3種類です。それぞれの裁ちばさみの特徴をまとめます。
ステンレス製裁ちばさみ
<メリット>
・比較的価格が安価
・錆にくく、お手入れが簡単
・比較的軽いものが多い
<デメリット>
・切れ味が他の素材に比べ長持ちしにくい
鋼製裁ちばさみ
<メリット>
・切れ味が良い
・研ぎ直しができ、切れ味が長持ちする
<デメリット>
・重量がある
・お手入れが大切
・非常に硬く衝撃で欠けやすく、折れやすい
軟鉄と鋼の着鋼裁ちばさみ
<メリット>
・刃の部分は鋼のため切れ味が良い
・ハサミ全体は軟鉄のため軟らかくしなやかで衝撃に強い
<デメリット>
・高価である
・特注になることが多い
裁ちばさみの選び方
素材のメリットデメリットについて前の段落でまとめましたが、裁ちばさみは同じ素材でもサイズや重さなどで違いがあります。裁ちばさみの選び方について紹介します。
サイズ
裁ちばさみは平均的なサイズは 20cm~25cmほどの大きさです。基本的には手の大きさに合わせてサイズを選びます。大きい布を切るときには大きいサイズの裁ちばさみがオススメで、小さく細かい作業をするときには小さいサイズの裁ちばさみがオススメです。
重さ
重い裁ちばさみは直線を裁つときにオススメで、軽い裁ちばさみは曲線を裁つときにオススメです。
おすすめ裁ちばさみ7選
裁ちばさみのおすすめ7選を紹介します。
ステンレス製裁ちばさみ
1、ZWILLINGの裁ちばさみ
ドイツのメーカーZWILLINGの裁ちばさみです。ステンレス製で、サイズも2cmおきのラインナップで切れ味に定評があります。価格も安価で初めて買うならZWILLINGの裁ちばさみがオススメです。
2、ZWILLINGの裁ちばさみ 小サイズ
ドイツのメーカーZWILLINGの裁ちばさみでステンレス製です。裁ちばさみの中でも小さめのサイズ19cmのもののため細かい作業をしたり、手の小さな女性にオススメの裁ちばさみです。
3、PLUSの裁ちばさみ
ステンレス製の裁ちばさみの中で切れ味が良く、持ちやすいと言われているPLUSの裁ちばさみはペットボトルやダンボールも切ることができます。グリップ部分はやわらかい素材で指が痛くなりにくい仕様です。
4、ZENCIXの裁ちばさみ
最高級ハイステンレス特殊鋼を使用しているため、ステンレス製の中でも耐久性が高く切れ味も良いです。持ち手もグリップがついており比較的軽いため疲れにくく使いやすいデザインです。
鋼製裁ちばさみ
5、Cloverの裁ちばさみ
鋼製の裁ちばさみの中では安価で、刃の手入れがしやすいようにグリップと刃がネジで外せるデザインになっているため初心者でもお手入れがしやすいです。鋼は硬く重いものが多いのですが、Cloverの裁ちばさみはとても軽いのが特徴です。
6、庄三郎 の裁ちばさみ 硬刃
特殊鋼を使用した庄三郎の裁ちばさみです。硬刃のため、切れ味は抜群です。お手入れは必須になりますので、切れ味を重視し使う頻度が高い方にオススメです。
軟鉄と鋼の着鋼裁ちばさみ
7、KAWAGUCHI 庄三郎 裁ちばさみ
高級刃物鋼と極軟鋼を組み合わせた裁ちばさみです。少し高価ですが、職人が1本1本作っている裁ちばさみで長持ちし、上級の切れ味です。使う頻度が高く、長く使いたい方にオススメです。
まとめ
裁ちばさみの種類や選び方、オススメ品についてまとめました。裁ちばさみは裁縫の基本道具で、布を裁つために欠かせない道具です。頻繁に使うもののため疲れにくく、お手入れの頻度など自分に合ったものを選ぶことが大切です。サイズや素材、重量などから自分に合う裁ちばさみを選び、裁縫の効率をあげてみてくださいね。
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