型取りに重要な道具モールドとは?オススメシリコンモールド

モールドとは
moldは型という意味で使われています。また、鋳型とも訳され溶融金属を流し入れ鋳物を作る型を指します。最近では、レジンやアロマワックスバーなどのハンドメイドが流行し、そのための型であるシリコン型のこともモールドと呼ばれるようになりました。特にこの型をシリコンモールドと言います。
モールド種類
モールドには大きく分けて4種類あります。
溶融金属に使うモールド
1、砂型
鋳物砂によって作られた型を砂型と言います。砂は金属に比べると安価で細かい作業がしやすいため、デザインの細かい製品を小ロットで作る際によく使われます。しかし、金属を流し入れた後、砂型を壊して鋳物を取り出すため、同じものを大量に作ることには向いていません。
2、金型
金属を用いて作られた型を金型と言います。金型は何回も使うことができ、強度が高く耐摩擦性に優れていることから工業的用途によく使用されます。しかし、型の金額が高いため小ロットでの使用には向いていません。
3、石膏型
石膏で作られた型を石膏型と言います。石膏型で作った鋳物の仕上がりは高精度な鋳肌になります。デメリットとして非鉄金属の鋳物にしか使用が出来ません。
レジンなどに使うシリコンモールド
4、シリコン型
シリコンで出来た型のことをシリコンモールドと言います。シリコンモールドは繰り返し使うことが可能ですが、劣化などが起こりやすいため消耗品とされています。レジンやアロマワックスバー・アロマキャンドルなどを作る時に使われます。
オススメのシリコンモールド7選
オススメのシリコンモールドを7種類紹介します。
レジン
レジンを作る時に使いやすい一つ一つの型が小さく、雫型や四角型などのシリコンモールドです。
アロマワックスバー・アロマキャンドル
アロマワックスバーやアロマキャンドル・石鹸作りなどに使いやすいやや大きくてプレート型のシリコンモールドです。
彫刻
粘土細工などで作る彫刻に使いやすい複雑なデザインのシリコンモールドです。
シリコンモールドの使い方とお手入れ方法
使い方
使い方は簡単で、固めたいレジンやろうなどをシリコンモールドに入れて固めるだけです。シリコンで出来ているため、型は柔らかいものが多く、簡単に外すことが出来ます。
お手入れ方法
消耗品のシリコンモールドを長持ちさせるために、いろいろな手入れ方法があります。
1、使う前に離型剤を塗ってから使用する。
シリコンモールドの劣化の一つに、材料がきれいに外れず残ってしまうことがあげられます。これを少しでも防ぐために離型剤を塗って使用することで、材料の除去残りが軽減できます。
2、使用後にきれいに拭き取る。
材料が残ってしまった場合はウェットティッシュなどを使いしっかりと拭き取ります。その後、水分もしっかり拭き取ります。
3、遮光した場所で保存する。
紫外線を浴びることもシリコンモールドの劣化に繋がります。そのため、保管は遮光した場所で行います。
まとめ
オススメのシリコンモールドやシリコンモールドのお手入れ方法についてまとめました。自分の作りたいデザインに合わせて作品を作るためにはシリコンモールドが必要不可欠です。お手入れをしっかりして、自分だけの使いやすいシリコンモールドを見つけてくださいね。
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